のどにスッキリ のどあめ

今日は朝からバイトの面接に行った。すこーーーーーーーーーーしだけ、人と話す事に慣れて来たかもしれない。コツは、自分の全てを知ってもらおうとしないこと。気持ちの奥行きを見てもらおうとしないこと。最初から全ての経緯や理由を知ってもらおうとしないこと。カテゴリでいいし、ジャンルでいい。何度も会う内に、回数を重ねる毎に、少しずつ掘り下げていけばいい。相手のことも、自分のことも。「当たり前だろ」と思う人がいるかもしれないけれど、私はやっとそれが分かった。おめでとう私。あと、言わなきゃいけないことは勇気を持って言う。これも大事だ。めもめも。

 

お昼ご飯は面接頑張ったのご褒美に、ドーナツを食べた。(私は自分に非常に甘い)

 

その他特に用事も無く、しかし折角家を出たので何処かに行こうかなと思い近くの動物園を検索。井の頭自然文化園がとても近くにあったので、早速行くことに。動物園や生物園に行く前は、毎回とってもワクワクする。水生館もあるということでワクワクは倍増。

 

30分後、井の頭公園に到着。聴いていた音楽を止めてイヤホンを外すと、鳥の声や木の葉の音がとっても心地よかった。あと桜や梅の花がちょい咲きだった。(日本語の美しさを台無しにするであろう表現)景色を眺めながら少しお散歩をして、水生館に向かう。

 

今回初めて、こんなにも魚に魅力を感じたかもしれない。

原因は、ヤマメとイワナの水槽。派手ではないがとても綺麗な体の模様と、艶やかに且つ力強く泳ぐ姿を見ていて、ふと「…なんなんだこの生き物は???」となった。魚ってなんなんだ。足もなければ手もない。ずっと水の中にいる。水の中にいなければ死んでしまう。なんだこの模様!なんだこの動き!!飼いてえ!!!!!鮎とか、ヤマメとか、イワナとか、ニジマスとか、良いよね、あの派手過ぎない感じとサイズ感と肉厚な感じ。でも魚ってあんまり育てられる自信が無いのよね。ぬーん。

魚の他にもオオサンショウウオやミズグモ、ゲンゴロウ、カエル数種類、あとザリガニなんかもいたよ。ダルマガエルってあんなに綺麗な緑入ってるイメージ無かったなあ。とっても可愛かった。

満ち足りた気持ちで水生館を出て、お次は動物園(本園)へ!石段を登って歩道橋を渡って向かいます。想像以上に階段が多かった、、!

 

まず最初に見るのはやっぱり鳥類。ビックリしたのが、この動物園、かなり沢山の種類の鴨がいる!鴨好き大歓喜です。ありがとうございます。あと、ヤマドリって言うのかな。尻尾がとっても長い赤茶の大きめの鳥。長い尻尾を引きずって歩く様がまーーーーーー可愛い。踵を返す時の尻尾が後をついていく感じ、ギューーーーンってなっちゃった。どうやら私は空を飛ぶ鳥よりも、地面を歩く鳥が好きらしい。ぼてっとしてて、首振って歩いたりする系の。鳩的な。

あと印象的だったのは、ヤマアラシとマーラかなあ。ヤマアラシって意外と猫みたいな仕草するのね、前足で顔撫でるみたいなアレ。マジマジと見たのは初めてだったから、新鮮だったな。あとマーラは、単純に初めて聞いたし初めて見た。なんだろ、見た目はシカのようなカピバラのようなカンガルーのような不思議な感じ。顔はすごくカピバラに似てる。後で調べてみたら、カピバラと同じテンジクネズミ科らしい。道理で!!!

そうだ、カピバラもあんなに大きいのは初めて見た。石で歯削ってた。(笑)ああ、あと、タヌキもすごく可愛かったなあ。あのちょっとダミ声な子どもみたいな声で「あのね、ぼくね、」って喋ってそうな感じ堪らん。しかも人が来るとちゃんと目を見てくれるのね。優しい子だなあ。

 

一通り見終わって、どこかカフェでも入って一息つこうかなと吉祥寺をブラブラしたんだけど、良さげな所は無く。でも吉祥寺ってなんだか色々あるんだけど何も無くて、お散歩にもってこいって感じだったなあ。歩きがいがあるというか。ショッピングモールも沢山あるから、寂しい気持ちにならないし。井の頭公園っていう素敵な一息スポットもあるし。

どうしましょうかね、と思っていた所で映画館を発見。特に観る予定も無かったけれど、映画でも観ちゃうか〜ってノリ。(楽しい)

結局、噂の「リメンバーミー」を観た。実は『音楽モノ』で『家族モノ』って、私が大事にしているものばかりだから、なんか抵抗あったんだ。改めて考えてみると、「『自分で固めた自分の正義』と『その映画の中で語られる正義』が違っていたら、その矛盾空間に耐えられないんじゃないか」っていう不安があるんだろうな。大事にしたいものであればある程、それはとてもとても恐ろしいことだ。あと、前にも書いたけれど、主人公に対して劣等感を覚えるのが怖いのもあるね。

話は逸れるけれど、3年、4年前くらいに、私のお母さんが「映画館は逃げ出せないから苦手」と言っていたのを思い出した。その時は「???」という感じだったけれど、もしかして今の私と同じ気持ちを持っていたのかなあ、と思った。立派にDNA受け継いでんな〜〜🐤

 

ま、結果、服の襟元に涙が吸い込まれるくらい号泣したんですけれどもね。素敵だったよ、すごく。ただ、なんて言うんだろう、私の心のど真ん中どストレートにギュンッと来たわけではなくて。少しだけ、色んな細かな感覚に麻酔を打たれて、そうして流れた涙という感じだった。(そもそも私は本当に家族モノに弱いから親子や兄弟が手を繋ぐシーンだけで泣いたりする。)うーん、うーーん、自分で強く他人にオススメして良い所を語りたいような映画ではなかった、というのだろうか。設定が面白かった、絵が綺麗だった、どこで流れる音楽も、素晴らしかった。でも、心にギュンと来ない。ゼブラーマンやピンポンを読んだり観たりした時みたいな感覚じゃない。うーん、ま、そういうことなんだろう。(どういうことなんだろう)そして今さっき乗り過ごした電車を折り返しながら思ったのは、ピクサーの映画って、完全なる「悪役」を作って、最終的にそいつをぶちのめす、っていうのがもしかして多いのかな?ということ。全然詳しくないから観たことあるやつしか分からないけど。

 

 

((実はここに中学の時の恨み辛みを書いたけれど消した))

 

 

正論が個人にとって正しくないことなんて、死ぬ程ある。みんなにとっての正義のヒーローが妬ましかったり、悲劇のヒロインがうざったかったり、恨めしかったり、No.1を許せないNo.2がいたりする。(胸が痛い)そんな苦しみから派生した罪って、すごく身近で、すごく悲しい、けれど、同じくらい愛おしい。

何が言いたいって、私はランドールが愛おしくて堪らない。悔しいよな。恨めしいよな。妬ましいよな。どうしたって抜けないNo.1が、みんなに慕われてて、所謂(いわゆる)「出来る奴」で。(あぁ、胸が痛い)

 

いつからモンスターズインクの話になったのかは、私も知らない。

 

結局こういう話になるんだなお前は…って私が1番思ってるよ。

というわけで、久しぶりに長い1日だったので日記を書いてみたの巻でした。

 

さようぬら(ぬらぬら)

 

 

 

まっっったく関係無いけど、若い頃の藤井フミヤに完全に恋をしました。