チャチャ=ハーン

私は帰省期間には東京での生活や人間関係、一人暮らし、大学、バイト、将来、全てのことをスパーンッと頭から一旦出した状態で過ごそうと決めています。マジで何もしない。10日間も地元帰って何するの？って聞かれるけど、何もしない。地元に帰って会うような友達も３、４人だし。

そんな日々を送って、東京での生活が恋しくなったら「リセット成功！」としています。リセットしに、福井に帰るのです私は。全てのスイッチを切る為に、福井に帰るのです。そしてまたオフで錆び付きかけたスイッチを、少しずつグググッとオンにして、毎日の大学や練習、不安、孤独、そしてバイトとお付き合いしていくのです。ただそのグググッの期間は少し、いや、結構しんどい。気長にやらねば。

帰省と帰京は何度経験しても、異空間を行き来しているみたいだ。帰る場所がふたつあるってどういうことだよ。アナザースカイかよ。

さて本題。「チャーハンたべたい」ですね。(記憶力)

挫・人間の「チャーハンたべたい」という歌をご存知でしょうか皆様。可愛い君と〜♪考案タクティクス〜♪♪のやつです。

今回も例の如く時速560キロで語るので、歌詞を調べるかMVを観るかしてくださいね。

いやーーーー、私にはこの曲が究極に切ないラブソングに聴こえて仕方がない。まず誰もが気になる、サビの「チャーハンたべたい」というところ。これには僕と君の関係性における、２つの理想像が込められていると思うのです。

まず１つ目は家庭的な料理であるチャーハンを一緒に食べるような近しくて素朴で純朴な関係、という理想像。そして２つ目は、チャーハンそのもののような関係、という理想像。

どういうことかと言うと、チャーハンって何入れても美味しいじゃないですか。いや、美味しいんですよ。えっ、美味しいですよね？そう、美味しいんです。米と卵と肉と野菜、それに加えてキムチや納豆、チーズ。何を入れようと、マッチしているように感じるものなんです。関係性の力技とでも言いましょうか。

二人が合わないことに薄々気付いているからこそ、僕と君はチャーハンだったら上手くいくかも、いや、「納豆すら入れちゃいたい」んです、、！！！(大興奮)(大号泣)

だとするとやっぱりサビ前の「趣味が合う 趣味が合う 趣味が合う 時がある」というのは、君と僕は趣味が合う(時がある)(気がする)(と思いたい) だと思う。心の底では『釣り合わない』とか『そもそも合わない』とか『趣味が合わない』とか、分かってるのに、分かってるのに、チャーハンみたいに上手く(美味く(!!) )いく気がしてしまう。美甘子の映画好きを知った瞬間のケンゾーみたいですね。(またグミチョコの話をしていますね) 無敵感と虚無と気付きと諦め、、、。理想像は理想の像であり、食品サンプルみたいなものなんですね。ね。ね！(MVを見てくださいね！！！)

そうやって「趣味が合う」と何度も歌った後にサビで「君と一緒にチャーハン食べたい」と来るのが最高に良い。強がっていたサビ前、それが「趣味が合う 時がある」で弾けて、サビで自虐混じりの理想が爆発する。サビの最後は「ああ でも叶わない」と諦めと気付きがドッと来て、途端に切なくなる。よ、よ、良過ぎる、、、。

「君の恋も夜を食べて育つ」も本当に素敵な歌詞で。下川くんは、好きな子が他人のことで夜を越えて大人になっていくのを、指を咥えて見ていることしかできないんですきっと。純朴で聖だった恋愛対象が、大人の恋愛や性に触れてより魅力的に汚れていくのを、第三者として遠くから見ることしかできない。いやいややはり岡村靖幸の聖書と通ずるものがありますね。ヨイですね、ヨイですね。(ヨイですよね)

ハァ〜〜、チャーハン、食べたい。(深夜四時)

散々よく分からんであろうことを語りましたが、私がこの曲が大好きな1番大きな理由は、上に書いたようなことを、限りなくポップに表現していることなんです。パッと聞いただけではネタ曲にしか思えないところが本当に好き。

寂しいから「寂しい」と歌うことに、ムカつくから「ムカつく」と歌うことに、あまり魅力を感じない。毒を毒のまま吐き出して深い😤こと言ってる気になってるバンドマン😤😤がとても多くて苦手です。これは精一杯の煽りです。🦑←因みにこれはアオリイカです。

全く関係無いのですが、最近自炊に目覚めました。人生で何度目かの目覚めです。お米をちゃんと炊くようにすると、自然と自炊する流れになるのなんか不思議ですね。日本人マジック。

あとなんとなく貯金箱を作ったので万札三枚ぶち込んどきました。やったぜ。

情緒がアレなのでコロコロ話題を変えて申し訳ないなり〜って感じなのですが、ツノガエルのことについて調べている時が1番楽しい時間かもしれないです。さようなら。レオパやアシナシトカゲの類いも好きです。本を買ったので届くの待ちです。さようなら。