っていう

敗者復活、折角面子が激アツなのに審査方法が一般投票ってのがな。(M-1の話です)

 

違うんです、違うんですよ。ここ数日の感情の振り幅について私は話したい。

二日前に、ボヘミアン・ラプソディを観た。

人生を描くと、結局悲劇になってしまうと私は思う。人は死ぬし、失うし、別れるから。どんな栄光も、死ぬ為の伏線にしかならないから。

人種差別やエイズ、性の問題。重い悲劇になるべきテーマは沢山あったけれど、それを重々しく描いていないところが良かった。「みんなが見たい”フレディ・マーキュリー”」を観せてくれた気がする。玲司先生の言っていた「チューニング」が理解できた。

苦悩は色々あったんだろうけど、観終わった直後の感情が100%「カッッッッッケーッッッッ!!!!!!!!!!!」だったので、そういうことなんだと思う。

もうみんな観て。全人類が観て。「やべえ人間の武勇伝」みたいな気持ちで観て。どうでもいいことを重苦しく歌うことで深い人間になろうとしてることが馬鹿なんだって気付けるよ、きっと。

最後に尖ってしまった。違うの、違うのよ。

 

こういうのを観てしまうと、自分の世界が割とどうでもいいような、とても小さいものだったような気がしてくる。良く言えば視野が広くなり、悪く言えば投げやりになる。

そうやって、自分の見ていた世界のサイズや色、渋谷から最寄り駅までの距離、自宅から公園までの距離、なんとなくで把握していたものがギュンと広くなったり狭くなったり大きくなったり小さくなったりするの、あるよね。えっ、あるよね?ない?そうですか。いや、あるっつってんだろうが。

正直めっちゃ疲れるし混乱するしこんなの気持ちの器に入りきらないよ〜〜、って毎回なる。

整頓したくて近くの公園でQueenを聴きながら30分くらい無心でブランコを漕ぎました。深夜23時くらいだったので、妖怪だと思われていたかもしれません。好きな人に好きですと伝えたい気持ちになりました。当たり前に叶わないので、人間、細胞、、感情、、と呟きながらもう30分ブランコを漕いで家に帰りました。通報したきゃしろ。

 

そんな一日を終えた翌日が大学のイベントの打ち上げだなんて。飲むじゃないですかそんなの。吐くじゃないですかそんなの。

ハァ〜〜酒なんて二度と飲まない。

 

やっぱりミキは凄いな。ポップだしテンポの良さが流石だし応援したくなるよな、敗者復活で上がるのも頷ける。(M-1の話です)

 

違うんですよ、そうじゃなくて。

 

トムブラウン大好きなんですけど紹介文?が「無秩序」でクソ笑ってしまった。(M-1の話です)

 

いやだから違うんですよ、そうじゃなくてですね。

 

そうやって、自分の見えるものの広さや距離や色がガラッと変わる瞬間に、感情って生まれるのかもしれない。映画を観に行ったり、東京タワーに登ったり、動物園に行ったり、地元に帰ったり。

なんでしょうね、そうやって急に変わったものって、日常生活の中でまた少しずつ元に戻っていくんだけど。「普通」に戻っていくんじゃない。元々自分が持っていた物に、色に、戻っていく。で、また何かによってそれが変えられて。そのギャップで、感情が生まれる。

それの繰り返しで豊かになっていく人生があっても、いいんじゃないでしょうかね。

 

ボヘミアン・ラプソディの日本語訳がヤバいので、みんな調べてみてくださいッ。

 

 

 

PS.

 

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