にがつふつか ←お湯沸いてるっぽい

私が やっていること や、やりたいこと の映画や漫画に触れるのが怖い。よく「えっ、『セッション』観てないの?」と言われる。観てない。最近二人くらいとこの話を少しだけした。どっちも好きな人間とした、し、私も嫌な気持ちにならなかったし、結果励まされてしまったからまた好きになったけど、理解はされなかった気がした。私も自分で理解していない。

何個か理由みたいなの挙げてみようかな。

・彼らが成功してもしなくても私は絶望してしまう ・主人公になれない ・彼らに比べて私は情熱や愛が無いと感じる ・才能とか努力とか考えないようにしていたことを掘り起こされる ・焦る ・世界を壊される気がする ・自分が何の為に何をしたいのかがその映画の趣旨に強制的に乗っ取られて訳が分からなくなる 

かなあ。

洗脳される感じがする、いや、自己洗脳が解けてしまう感じがする、のかもしれない。(まあ日々ロックは好きな漫画何?って聞かれたら絶対挙げるくらいめちゃくちゃめちゃくちゃ好きなんですけど、、、)

 

ちょっとここでピンポンについて語らせて欲しい。松本大洋鉄コン筋クリート描いた人)の漫画で、アニメは湯浅政明、しかも主題歌は爆弾ジョニー、映画は宮藤官九郎が脚本を書いてるっていう何ともかんとも私のとっても好きな人ばかりが携わっている作品なんだけど。(因みにアニメが1番好きだった)

スポーツ漫画や芸術系の漫画って、最終的に誰がそれを続けていてどの位置にいるのかっていうのが、私はすごく気になる。作者が、最終的に誰がその競技なり何なりを続けているべきだと考えているのかというのが見える。作者の考える、誰にとって何が「幸せ」であるのかが見える。ハッピーエンドの場合だけど笑

ネタバレとか完全に無視して書くね。ピンポンには、卓球とそれで勝つことが好きな人(ペコ)、卓球の才能はピカイチだけど勝つことにあまり興味が無い人(スマイル)、才能を兼ね備えた上で身を削る系の努力をした人(ドラゴン)、才能を兼ね備えずに身を削る系の努力をした人(アクマ)が出てくるのね。細かい話はもっと沢山あるし、他にも魅力的な人は沢山いるけれど、取り敢えずこの4人で。で、最終的に世界で卓球で活躍するのはペコとドラゴンなわけだ。努力が美徳とされる国なので、私はアクマも卓球で食べていけてもいいと思ったし、スマイルだって最後には卓球の試合を楽しんでいたから、ペコと一緒に世界で戦う未来があってもいいなと思った。因みにスマイルはお世話になった卓球教室で先生をしているし、アクマは沢山の子どもに恵まれて幸せな家庭を築いている。松本大洋のこの選択は、実にリアルなものだと思う。夢を持たせるんだったら、身を削って努力したアクマに才能を開花させてやればいい。卓球を好きになって笑えるようになったスマイルに、世界で戦わせてやればいい。でも、やっぱり、それだったら私はこんなにこの作品を好きになっていなかったかもしれない。

アクマが「自分に足りないものは才能だ」と気が付いた時が、本当に、凄い。なんて言えばいいのか分からないけれど、とにかく凄い。「どこで間違えた?」と過去を辿っても、彼が意識を持ち出した時から間違いなんて無くて、でもペコには勝てなくて、そういうことなのだ。

 

以下、アクマの名言です。

 

「そうさ、お前にはわからないだろうよ。いつだってお前が一番だった。やる事なす事垢抜けてて、いつも皆の中心だった。お前が右を向けば皆右を向く。お前が笑えば皆笑った。おちゃらけてても決めるところは決め、年上だって簡単に吹っ飛ばす。そのお前を俺がどういう目で見ていたか。俺が何を感じてたか。」


「お前が卓球博士って俺のこと馬鹿にしてたのも知ってるぜ。しかし、その努力が実を結ぶこともあんだよ。お前のラバーやラケットはいつも輝いて見えた。あちこち出かけて分捕ったメダルをたくさん見せられた。俺がそれをどんな目で見ていたか。だが時がたてば、才能や環境だけじゃねえ、努力だって発言権くらい持ってくるんだぜ?怠慢と妥協にまみれた卓球を続けたお前に、何ができる?」

 

「飛べねえ鳥もいるってこった」

 

アクマにはパンクバンドをして欲しい是非に。めっちゃ応援する。

ふぅ。ピンポン、本当にどストライクな作品やから是非見てみて欲しいわ。もし私が卓球をやってたら絶対見れないと思うけど。

 

私のこの問題はすごく簡単に言うと、逃げなんだろうな。自分が自分に自信を持てるくらい努力していたら、私はきっとそんな映画や漫画も共感の気持ちでやる気に繋がると思うんだ。焦りからやる気に繋がるのが嫌なだけなんだきっと。楽しくなくなるってすごい言い訳だけど、そうじゃん。

それにしても最近、やってみたいことが多い。挑戦したい気持ちが強い。でもその分、情けないと思うことが多い。ずっとそう思うのが、そう思われるのが嫌で逃げていたんだから、当たり前田のクラッカーだ。元々持っていないものや、まだ身に付けていないもの。自分に足りないものが多過ぎることなんて分かっていたはずなのに。そもそも過信していたわけではないけれど、誠実に生きようと改めて思う。悲しいことは悲しい、悔しいことは悔しい。何故悲しいか、私に実力が無いことを見せ付けられたからだ。何故悔しいか、私に圧倒的に努力が足りないからだ。

私だけ出来ないことが多過ぎるなんて、誰よりも自分が分かってるよう。練習しよう。沢山考えて生きよう。他の人よりも沢山考えてあげないと、沢山使ってあげないと、私の脳みそや身体は多分腐っていってしまう。(マイナスな言葉はスラスラスラスラ出てくんのな!)

単純に、楽しいことがしたいのに私の実力が伴わないせいで楽しく出来ないなんて、勿体無過ぎるよね。そういうこっちゃね。カッコよくなりたいもん。ね。

いや〜〜、ね、自信喪失してる場合じゃないわ!今日練習したら昨日より上手くなるんでしょ?するっきゃないじゃんか!!さらばっ!サラダバーっ!!(ヘルシー!)

 

☆卑屈にならない

☆初めてを怖がらない

☆発言権を信じる

☆上手くいかなくても死なない

☆気持ちを素直に受け止めて行動に移す

☆誠実に謙虚に生きる

☆でも謙虚にオラつけ!

 ☆卑屈にならない

 

まあ一番の目標はアオジタトカゲの飼育とデュビアの繁殖なんですけどね。

 6万くらいプレゼントしてくれません?