隙有自分語😉

晴れている日は気持ちがいいしテンションも上がるけど、全員が浮き足立ってるのが不安なのと、太陽から見放されてる感が結構ヤバい。

雨の日は湿気で髪の毛ぼわぼわだけど、みんな地に足をつけて歩いている感じがするし、空気もネトッと絡み付いてくれて優しい。

少数派になりたいだけだろうと言われたら、強く否定はできない。

頭が痛いのと、洗濯物が干せないのと、動物園に行けないのだけ、やめて欲しいかも。

 

私は今日も、バンドをやっている顔が可愛くて背が高い子を見て、心底、いいすね…と思うのだ。

人望や友達や顔や身長、私が持っていないものを当たり前みたいに持っているからだ。しかし!お前にこのブログは書けまい。そう、書きたくもない、か…。ふふ、私もそう。気が合うね。

いいんだ、私は寄生蜂の習性とかの本を読んでいるし。ちょっとだけ詳しいし。いいんだ。夏は虫が多いから私の勝ちだぜ。ざまあねえんだぜ。それにしても、バンドやれる友達いるの、羨ましい、な………。

 

前置き終わり。

 

他人の

『「性自認が女だとも男だとも思えないけど自分の体が女なのがやだ」って10代後半〜20代前半の女子にとって割と普遍的な悩みなのでは?という気がしてきた。』

というツイートを見て、すごく安心した。

 

そのツイートのアンケートで『思ったし悩んだ』と答えた35%の人たち、そしてリプ欄の人たち全員で抱き合いたい。

 

自分の体が女性に変わっていく過程、とても強い気持ち悪さと恐怖心が常にあった。多分そう思う人は少なくないんだろうけど、周りの子は早々とそれを乗り越えて、変化を楽しんでいるように見えて。私だけが苦しいのかと思っていた。

けど、きっと私と同じように思っていた人は、結構いたんだろうな。みんな、「自分だけが少しおかしい」と思って黙っていただけで。

 

私の場合はそれが如実にロリータファッションっていう服装に表れていたし(少女性、人形ぽさから?)、自分の体が女性であることを受け入れられつつある今も、そうだ。体のラインの出る服は着れないし、自分の恋愛対象も定かじゃない。髪の毛も伸ばせない。

性交渉を含めて、恋愛をするのも嫌だった。どっちも要らないって言ってるくせに、どっちかにならなきゃいけないから。自分の中で矛盾が生じるから。

今は、LGBTQとか、そういう言葉に自分を入れる必要も無いと思っている。そんな言葉、早くなくなればいいのに。そういうわけにもいかないんだろうけど。

自分の体は女性だった。男性だった。好きな子の体は男性だった。女性だった。どうであろうと、お互いにとって愛おしい性交渉はきっとあるし。ね。

 

ああ、本当に、改めて「女性じゃ嫌だけど男性でも嫌」から「どっちでもいい」に昇華(?)させるのに、すごく時間がかかった。かけた時間や過去の自分を思うと、少し不憫だったり情けなかったりして、涙腺が緩む。

でも、女性でも男性でも無い、フラットな生き物になりたい人って意外と多いんだな。と思うと、また少し楽になる。

もしかして私だけじゃないんじゃないかな、ってことを発信するのってすごく勇気がいる。性の話はとてもデリケートでプライベートな部分だから、特に。でも、それで救われる人が沢山いるかもしれないんだねえ。

 

子どもに性のことを教えたりする時、どうするのがいいのか分からない。自分で、考えて悩んで、自分なりの考えが形成されるものだとは思うけど。怖いな。難しいよねきっと。

自分の出した答えが正解ではないし、こうすると楽だよって最初に言うのも絶対に違う…。むずむずのムズ。

 

ムズいことばっかりだから、まあいいか。