9月はじまりめも

最近、タバコを吸うとえずく 匂いが嫌だからだと思う 久しぶりにお酒を飲んだ お酒が美味しいのは自分の行動を制御できないからだと思う 好きな人には好きだと言いたいしまた会いたい人にはまた会おうねと言いたい また会いたいから私は「またね」と言っている 本当にまた会いたいから「またね」と言っている 私だけなのかもしれない「また会おうね」と思っているのは 私しか「またね」と思っていないのかもしれないとよく思う 分からないことは多い 最近すごく自分の正義について考える 一度定着したものに新しい要素が入ってそれとの解決点を探しているからだと思う 私は自分のことを好きなことで何か定義しないと生きていけない病気みたいだ お酒を飲むと普通に飛び降りそうで怖いのでベランダには出ないようにしている テンションが高いというのはセーブが効かなくて何もかも肯定してしまう状態だから怖いなと思う 肯定することは悪くないのだけれど自分にそれが映り込むと危ないなと思う お酒を飲んでタバコを吸ってベランダでうずくまりながら毛皮のマリーズのジ・エンドを聴いて少し泣くことで私の1人のみは終わる ビューティフルに生きねばならないと思う 私にとって 経済に巻き込まれたくないなと思う 山奥で暮らそうかなと思う ああ、どうか最後の別れを前に振り返りそうな僕の背中を押してくれ 西くん!がどうしても涙腺をダイレクトに刺激する 青春の光も美しい日々も全て毛皮のマリーズという時代であったように思う 志磨遼平にとっての少年漫画つまり少年ジャンプだったんだなと思う マイスウィートマリアンヌは毛皮のマリーズのことだと思う マイダーリンも毛皮のマリーズのことだと思う その時間や日々のことだと思う そうでありたい私も 切なくて嬉しくて泣きそうになってしまう 私のマイスウィートマリアンヌは何になるんだろうか マイダーリンはどこの日々のどの時間になるんだろうか 生きねばならぬと本当に思う 私は駆け引きも心の操作も経済も嫌だ 関わらずに生きていたい ただ生きていたい ただ存在しているだけであることが尊く美しい気がしてくる 違うのかもしれない でもだから私は来世はカタツムリになりたいと散々言っている 私にもマイスウィートマリアンヌが生まれ、それに「バイバイ」と言える日が来るのだろうか 来るんだろうな きっと 少年漫画はいつの間にか始まっていてきっといつか終わる 以上 化粧は頑張って落とす かもしれない