絶望グッドバイ

私は自分の写真をよくあげる。から、久しぶりに会った人に「写真見てるから久しぶりな感じしない」と言われる。

でもあなたの写真を見ていない私からしたら、あなたに会うのはめちゃくちゃ久しぶりで。あなたと私の知らない人が仲良く写っている写真ばかり見ていた私からしたら、再会の時間は本当に大事な時間で。

これは私の問題だけれど、そうやって高まった感情の出し方が22年経っても分からない。いつも側から見てローテンションでしか生きられないから、人に抱きついたり、泣いたり、怒ったりのやり方が分からない。心の中はいつもそわそわそわそわしているけれど。

その上相手には久しぶりだと思われてないなんて余計に難しい。そうやって私の中の余った感情は、全部寂しさ悲しさ切なさ遣る瀬無さ不甲斐なさになる。恋人もいない一人暮らし大学生には、それのやりどころが無い。一人で吸収できるし、するけど。

つまり何が言いたいかというと、「久しぶりな感じしない」って私割と傷付くよというお知らせでした。また面倒臭い言い回しをしてしまった。

 

私は分かりにくい人間なのに、自分のことを知ってほしい気持ちがそれなりにある。分かって欲しいって少しだけ思うのに、他人に分かられてたまるか、と結構思っている。一番ダサいのは、自分で「自分は分かりにくい人間だ」と思いたい節が絶対にあることだ。俺はクソ。

自分から発信するものが多いと、人に呆れられ飽きられ求められないのではと本当に思う。でも人間関係は消耗品ではないので飽きる飽きないの話ではないことは死ぬほど承知している。

理解はしているのに感情が追いつかないせいで何故か気持ちがめそめそしていて、その意味が分からないことがめちゃくちゃに多い。

 

理解と感情はいつも別々だ。別々というか、時速が違う。なかなか追いつかない。

 

分かってるよ、「久しぶりな感じしない」に嫌な気持ちが込められてないことも、感情を表に出せない私に問題があることも、人間関係は消耗品ではないことも、私の心は分かって欲しい人にだけ分かって欲しいって思ってるってことも、理解と感情は時間が経たないと一致しないということも。

 

なんだ?こんな暗いブログを書くはずではなかったのに。

アルバイトを終えて偉かったので、好きなことを全部しようと思って湯船に浸かってラジオを聴きながらあんかけ焼きそばを食べた。なんか違った。ま、いいでしょう。

なんだか毎日少しずつ疲れる。頭に何かが常にある状態というのは、当たり前かもしれないけれど疲れる。キャパが小さい。バンドマンに触れるライブハウスくらいキャパが小さい。

 

 

最近起きると毎日鼻が痛い。ゾウさんに呪われているのかもしれないから、イソジンをしよう。自分の身体の調子が悪いと、それを思って情けなくなってちょっと泣いてしまう。喉が痛くて泣くんじゃなくて、喉が痛いことが情けなくて泣いてしまう。やはり俺はクソ。

 

 

ライブハウスが日に日に苦手になっていく。最近は本当に苦手だ。居られない。

あの薄暗い四角い箱の中で、私は綺麗だとは思えない種類の念が色んな方向に入り混じっていてマーブル模様になっているのを感じる。ステージ以外の場所から自己顕示が見え過ぎている。

 

 

最近のマイブームは「焼きたて!!ジャぱん」と「藤井隆」と「デビルチルドレン」だ。なんで今更?と自分でも思うけれど、恐らく私は令和になってやっと平成を許し始めている。

物は「俗」か「俗じゃない」かではないことは理解しつつ、自分の心の奥底で平成が俗じゃなくなっていくのを感じる。

私は昭和に生まれていたらきっとチェッカーズをこんなに好きになっていないだろうな、というのと同じだ。昭和生まれの私にとってチェッカーズはきっと「俗」だから。でも、平成生まれの私にとってチェッカーズは俗ではない。から、こんなにも愛せる。

つまりは今の自分にとってメインカルチャーサブカルチャーかということで。好きとか嫌いとかいう感情にカルチャー的立ち位置なんて一番要らないものなんだろうけど、どうしても無意識的に入り込んできてしまう。

 

というか、最近は「サブカル」という言葉のせいでメインカルチャーサブカルチャーの意味が分からなくなってしまっている気がする。

大多数に支持されるものが「メインカルチャー」で、少数に支持されるものが「サブカルチャー」だったはずなのに。いつの間にか「サブカルチャー」がひとつのジャンルになってしまった。

メインカルチャーに入るものもサブカルチャーに入るものも時代によって移り変わっていくのが普通なのに、「有名なサブカル系バンド」とかいう言葉ができてしまったりしている。「流行りのサブカルファッション」は「ある特定の時代の少数派風ファッション」なのよ。そしてそれはある種の「メインカルチャー」なのよ。

 

だから何が言いたいかっていうと、私は私がサブカルチャーだと無意識的に認めないとそれを好きになれない超絶鬼クソダサ人間だということ。俺は、、クソ、、、

 

 

自分でも読んでて目が回る文章だな、と思ったのでもうなんかちゃんと読まなくて本当に大丈夫です。

あと自分の老害化をひしひしと感じるのでもうやめにしよう。

 

気持ちの良いご老人になる為にも。

 

22歳、爽やかに生きるんじゃい私は!!!!